会長挨拶

私は、令和２年７月より第１４代の小豆郡医師会会長に就任いたしました森茂雄です。
小豆郡医師会は、小豆保健所、小豆島中央病院と協力して住民の皆様の健康と医療を守り、安心して生活ができるよう努めております。また、全ての医療機関は医師会に属して、良い医療を提供すべく日々診療に励んでおります。
小豆郡は海に囲まれた地理的な制約のため、医療をある程度島の中で完結せねばなりません。ところが、郡内の医療機関の数は３病院と８診療所で、全国平均で見てもかなり不足している状況です。また、郡内で唯一の総合病院である小豆島中央病院は、一般診療や訪問診療をこなしながら、全科にわたる疾病の救急患者を毎日24時間断ることなく受け入れており、大変な努力をしています。
医師会としましては、小豆島中央病院の現在の機能をこれからも維持できるように密に連携していく所存であります。住民の皆様方にも、無くてはならない存在であります小豆島中央病院をこれからも大切に見守って頂けますようお願いいたします。
また、小豆郡医師会の大切な役割のひとつとして、医師会立准看護学院の運営があります。郡内では以前より医師と同様に看護師の数もかなり不足している状況が続いており、このことによって病院をはじめ、各医療機関の診療活動に支障をきたすことが多々あります。これからも、地域で活躍できる有能な看護師をたくさん育てていくように努力してまいります。
住民の皆様には、これからも医師会の活動にご理解とご協力を賜わりますようよろしくお願いいたします。